事件別 事例と解説放置自転車に乗り逮捕

当事務所の弁護士が過去に扱った事例を、弁護活動の内容と結果は変えずに、事案を一部改変してご紹介します。

就職面接の前に釈放

Aさんが、夜遅くに自宅の最寄り駅の改札を出ると、外は雨でした。傘を持っていなかったYさんは、早く家に帰りつきたいという気持ちから、駅前の放置自転車に乗って帰ってしまいました。

Aさんは、翌日もその自転車に乗って買い物にでかけたところを、路上で警察官に呼び止められ、遺失物等横領の罪で逮捕されました。

実はAさんは、数日前に、別の事件で執行猶予の判決を受けたばかりでした。そのためもあり、Aさんは逮捕されるだけでは済まず、警察の留置施設に勾留されることになってしまいました。

しかし、妻子がいるAさんは、前回の事件後、再起のために就職活動を始めたところで、その面接が数日後に迫っていました。

そこで、弁護人が裁判所に対し、Aさんの勾留決定に対する不服申立てをしたところ認められ、Aさんは、その日のうちに釈放されました。

その後、Aさんは、無事就職も決まり、最終的には罰金による略式命令で終了となりました。

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