当事務所の弁護士が過去に扱った事例を、弁護活動の内容と結果は変えずに、事案を一部改変してご紹介します。
精神保健福祉士の助言指導を得て執行猶予
Aさんは心身の不安定さから仕事を続けられず精神科のクリニックに通院していましたが、そのような中、近所で多数の下着窃盗を繰り返し逮捕されてしまいました。
起訴後、保釈が認められたAさんは、弁護人の紹介で、性的な問題行動への対処を専門的に取り扱っている精神保健福祉士B氏による助言指導を受けることになり、弁護人の事務所で、精神保健福祉士のB氏とAさんの面接が繰り返されました。
そして、裁判では、情状証人の1人としてB氏が出廷して、Aさんの改善状況や今後のAさんに必要なサポートについて証言し、その甲斐あってAさんは無事執行猶予付きの判決となりました。