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事件別 事例と解説否認し釈放された自動車盗で起訴

当事務所の弁護士が過去に扱った事例を、弁護活動の内容と結果は変えずに、事案を一部改変してご紹介します。

徹底した証拠開示を求め無罪判決

ある日、Aさんの自宅近くで盗難車両が発見されました。全く身に覚えがなかったAさんは、国選弁護人のアドバイスの下、約20日間の勾留期間中、捜査機関に「自分は盗んでいない」と否認を貫いた結果、無事釈放され、平穏な日常を取り戻しましたかに思えました。

ところが、それから約半年後、Aさんは、突然検察庁に呼び出されたかと思うと、その日のうちに、自動車を盗んだという窃盗罪で起訴されるとともに、裁判所の決定によって再び勾留されてしまいました。

以前の国選弁護人から、私選弁護人としてAさんの弁護を引き継いだ当事務所の弁護士は、公判に臨むにあたって、検察官に徹底的な証拠の開示を求めるとともに、第1回公判の終了後には保釈を得て、Aさんとともに証拠の内容を詳しく検討しました。

さらに、自動車の盗難現場や発見場所、事件当時のAさん行動などについて調査を尽くし、裁判では、第三者が自動車を盗んだ可能性を主張した結果、無事、Aさんには無罪の判決が下されました。

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