少年事件・刑事事件の弁護人 > 少年事件の弁護 > 少年事件の依頼者は誰か

少年事件の弁護少年事件の依頼者は誰か

 多くの場合,事件を起こしてしまった少年には弁護士費用を払うお金がありません。
 しかし,法律では,事件を起こして勾留された被疑者に資力がない時には国の費用で国選弁護人をつけることができるとされており,それは被疑者が少年の場合でも同じです。
 そのため,たとえ少年の保護者がお金を持っている場合でも,少年自身にお金がなければ国選弁護人をつけることができます。

 もちろん,保護者が,お子さんのために,弁護士費用を支払って私選弁護人を依頼することもできます。
 実際,当事務所で担当している少年事件の中には,国選弁護人として活動している事件もあれば,少年の親御さんからご依頼を受けて私選弁護人として活動している事件もあります。

 しかし,いずれの場合でも大事なことは,弁護人にとって弁護する対象は少年自身であり,弁護人は,親御さんのためではなく,その少年のために活動する,ということです。
 ですから,例えば少年が「これは親には秘密にしてほしい」という相談事を打ち明けた場合には,弁護人はそれを守って,たとえ弁護士費用を払ってくださった親御さんであっても,少年から聞いた話をもらすことはできません。
 また,仮に親御さんがお子さんの事件について「容疑を認めて被害者に弁償をしたい」とお考えでも,少年自身が「自分はやっていない」と言うのであれば,弁護人は,親御さんの意向ではなく,少年の意向に沿って事実関係を争う弁護をします。

 もちろん,弁護人として,重要な事実については「それは親御さんにも伝えて相談したほうがいいと思うよ」とすすめたり,親御さんの言う通り,罪を認めたほうが良いのではないかと思われる場合には,その旨をアドバイスをします。
 しかし,それに少年が応じたくない,という場合には,その意思を尊重して,いくら親御さんから頼まれても,少年から聞いた秘密を明かしたり,罪を認める弁護をしたりすることはありません。
 
 「何だか融通が利かない,杓子定規だなあ」と思う方もいるかもしれませんが,この点は,弁護人が依頼者に信頼していただくために決して揺るがすことのできないものであり,そのことは,たとえ依頼者が少年でも同じだと考えています。 
 依頼者が弁護人のことを信頼できなければ,弁護人のアドバイスを十分に活かして,自分の身を守ることができないからです。

 当事務所の弁護士は,様々な悩みや問題を抱えた少年の事件を豊富に受任してきた経験があります。どのような事件であっても依頼者である少年から信頼される弁護人であり続けることを心がけていますので,お悩みの際にはどうぞご相談ください。

ご相談・ご依頼の前に

刑事事件の弁護

少年事件の弁護

事件別事例と解説

モッキンバードの弁護士にご相談されたい方